【くるる即興劇団】稽古(29)11/7
今回の稽古では、新しいゲームが生まれました!
トシちゃんが開発した「ストン」です。
くるる即興劇団では、毎回稽古のはじめに体操や発声をやるのですが、
たまに取り入れている、両肩を持ち上げて下に落とすという動き。
その説明で、私が「ストンと落とします」と言ったら、
その後実際にやってみるとき、トシちゃんが実際に「ストン」と言いました。
皆爆笑。
じゃあ今度は皆で「ストン」と言うことになりました。
声出しも一緒にできてお得な気分。
そして、今度は全員で「ストン」を合わせて言ってみるという練習。
これがなかなかできません。
肩を上げたまま、皆誰かが最初に言うのを見合ってしまいます。
実際誰も言わなかったら皆息をとめて肩を上げているので大変。
誰かが「ス・・・」と言いださなくてはなりません。
インプロのシーンをつくるときにもこうしたことはよく起こります。
誰かが何かをやろうとしたらそれに乗っかってみる。
誰も何もやらなかったら自分がやる。
こうしたインプロのシンプルな考えを教えてくれるゲームになりました。
ウォーミングアップの後は、バーバラに教えてもらったカード「DIXIT」を使ってストーリーテリング。
このカードはとてもおもしろくて、
きれいだけどどこか奇妙な絵が描かれています。
何が「正解」かよくわからない、というところがポイント。
カードに助けられながら、協力して皆で新たな物語をつくっていきます。
これがまた結構盛り上がりました。
熱中しすぎです。笑
来年3月に開催する第4回公演でも
こうした「もの」を使ったストーリーテリングをパフォーマンスとしてお見せできればと思っています。
<稽古内容>
・体操・発声(ストン、隣の人と足踏みをあわせる、など)
・DIXIT(何が描かれているか/何でそうなったか/この後どうなるか)