workshop fes 2015
workshop fes、終了しました!!
3年目の今回、
私の担当している学芸大での授業「応用演劇実践演習」からは5チームが参加。
6月1日の授業で「企画プレゼン大会」を実施、
「やってみたい!」と投票で選ばれた5種類のワークショップを、
授業の中で実際に試してみながら改善を重ね、本番に挑みました。
本番当日、私はこれらすべてのワークショップにイチ参加者として参加してみました。
■『ブラインドクッキング』
「わたしとあなたで目隠しものづくり。ねんどや発泡スチロール、カラーセロファン、わた、布、などなど、テーブルの上にあるたくさんの素材をつかって、二人で協力しながらあなたのごはんをつくってみよう!」
2人組で、片方がアイマスクをした状態で、「ごはん」をつくります。もう片方はサポートします。
目を閉じた状態で触れる素材の感触がいろいろでおもしろかったです。
また、終了後、目を開け、できあがった作品と「ご対面」したときの驚きは何とも言えない感じです。
■『手で演劇~手アトル・ハンド~』
「主に肘から先を使い、言葉を使わない演劇のワークショップを企画しています。手を主体として、手そのものを人や動物、あるいは光や音として動かして、あるいは形を作って、一つのストーリーを作り上げていきます。レクチャー付きですので安心してご参加ください!」
手だけでこんなにもいろんな表現ができるのか、ということを教えてくれるワークショップでした。
最初に、手だけで「人」を表現する方法と「握手」する方法を学び、
実際に会場内を歩き回って自分の手の「人」が「握手」した人とグループになるという活動もおもしろかったです。
■『不自由な私たち』
「私たちは日々なに不自由なく生活をしている一方で、生活に制約を抱えている人たちには普段なかなか目が向きません。このワークショップでは、ゲームのなかで私たちの行う動作に制約をかけることで、その不自由さを意識化していきます。※ゲームの一部で軽い身体拘束を行います。予めご留意下さい。」
前半は、身体の部分を制限された状態でグループで何かを表現し、当て合うワーク。
クイズ番組に出演している感じで、盛り上がりました。
後半は、誰かに頼らないとワークシートを完成させることができないというワーク。
頼り・頼られのコミュニケーションが自然に生まれていく感じが素敵でした。
■『ぼくのわたしのクエバ・デ・ラス・マノス』
「9000年前に描かれたアルゼンチンの洞窟壁画、「クエバ·デ·ラス·マノス」。そこには、当時の人々の手形が数多く残されています。「クエバ·デ·ラス·マノス」の謎に、思いを馳せて、わたしたちの手でつくりませんか?」
実際に巨大壁画をつくりながら、当時の人々が何を考えながらこれをつくっていたのかを考えていくワーク。
できあがった作品はかなり壮大でした。記念に写真を撮る人多数。
ファシリテーター2人の「研究員」キャラもいい感じでした。
■『ほら、ホラーはすぐそこに』
「なんでもないような写真でも、切り取って繋げてみたらホラーかも?4枚の写真を撮り、ホラーチックな四コマスライドショーを作ります。夏のワークショップフェスの最後に、涼めるようなお時間を!参加希望の方は、スマートフォン、またはデジタルカメラをご用意ください。」
ホラー映画で使われている技法が紹介された後、「監督」になって、いきなり写真撮影。
難しかったけれど、意外にも「ホラー」っぽくなりました。
電気を消して、小さな円になって、懐中電灯を回して、それを顔に当てながら感想をシェアするというふりかえりのやり方もおもしろかったです。
「応用演劇実践演習」受講者のみなさん、おつかれさまでした!!