【くるる即興劇団】3/6 第4回公演終了!

3月6日、くるる即興劇団 第4回公演、無事終了しました!

まだまだ寒さの続くなか、約40名のお客さんに来ていただきました。

こちらは公演前のウォーミングアップの様子。

 

今回の新たな試みとして、

・お客さんからアイデアをもらうこと

・インプロゲームだけでなくフリーシーンをやること

にチャレンジしました。

 

お客さんには、開演前に小さなカードをお渡しし、

そこにこの後の即興劇で見たい「場所」「関係」「職業」「セリフ」を書いていただき、

そのカードをくじ引きにして行っていきました。

 

 

フリーシーンでは、お客さんからいただいたアイデアをもとに、その場でゼロから物語をつくっていきます。

こちらは「お腹空いた」というセリフからうまれた物語。

父子家庭の娘にお父さんがかるめ焼きをつくってあげるシーン。

「かるめ焼き」というアイデアに、懐かしさを感じた劇団員、お客さんたちも多数。

 

 

こちらは「バカヤロー」というセリフから生まれた物語。

妻に「バカヤロー」と言いたくても言えない夫のお話。

妻役は、セリフの最後に必ず「グズ」「おっちょこちょい」をつけてください、と指示。

これはキース・ジョンストンの本にも出てくる「侮辱ゲーム」です。

普段は絶対侮辱言葉をつかないであろう妻役のOさんがためらわず「グズ」と言い始めたところが個人的にかなりおもしろかったです。

 

こちらは「武士と姫」のシーン。

役も事前に決めず、「最初に話したり動いたりし始めた人が自分の役を決められる」形式でスタート。

最近「大きい声」がテーマになっていたこともあり、最初に話しはじめたチキバンは「姫」を演じているつもりが、声が大きすぎて相手には「武士」だと思われてしまう、という勘違い。

こういう勘違い、とても好きです。

 

また、福田寛之さんにご協力いただき、今回も仮面をつかったシーンもつくりました。

追試中にカンニングしようとする中学生のシーン。

仮面をつけると、なぜか小さな動きにも意味があるように感じられてとてもおもしろかったです。

 

 

今回の公演、演出としての反省、色々あるのですが、

今回はどちらかというと言葉を多用するものが多かったので、次回以降は「身体」に再び焦点を当てること、

2人で演じるものが多かったので、人数のバリエーションを増やすこと、

出番がわずかだった人もいたので、次回以降公演時間を長くする(60分を、90分に変更予定)、

お客さんがアイデアを出していただきやすいように工夫すること、

などでしょうか。

 

次回公演は8月を予定しております。

さらにパワーアップしたパフォーマンスをお見せすべく、

4月からも稽古を続けていきます。

 

仮面シーンのディレクションをしてくれた福田寛之さん、撮影してくれた江戸川カエルさん、公演補助してくれた吉田梨乃さん、ありがとうございました!

〔photo by 江戸川カエル〕

 

<公演内容>

・大喜利(こんな旦那は嫌だ/こんなスーパーマーケットは二度と行きたくない)

・フリーシーン(「お腹空いた」、刑事と犯人、妻に「バカヤロー」と言えない夫、武士と姫、仮面(追試でカンニング、お見合い)、「結婚しよう」、「天(そら)に行きたい」(医者と患者))、「ありがとう」(嫁と姑))

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