【くるる即興劇団】稽古(69)2018/11/13
毎回、稽古の最初に、ウォーミングアップとして「体操」をやっています。
ここしばらく、劇団員が知っているものを紹介してくれる形式 で行っています。
今回は、そこで出された足ぶみをする運動からインスパイアされた、
「雨」のシーンを、「円形劇場」スタイル(?)で。
シーンの途中で「雨」が降ってきて(周りに座っているメンバーが足や手を鳴らして)、シーンが変化する、というものです。
そして、前回に引き続き、「サウンドグッドトゥーミー」をウォーミングアップ的に行った後、
さらに発展させ「疑問文禁止でシーン」に挑戦。
いつもどおり、与えられたお題でシーンを始めますが、
セリフのなかに「疑問文」を入れてしまったらアウト!、というものです。
これも「サウンドグッドトゥーミー」と同様、
相手にアイデアを尋ねるのではなく、自ら積極的かつ具体的にアイデアを提案していく必要があります。
これもまた結構難しい・・・
でもこうすることで、いつもよりも物語が進んでいる気がします。
途中から、シーン前のお題をもらうときにもこの「疑問文禁止」を適用。
お客さんからいくつかお題をもらって、そのなかから1つ選ぶときに皆、
「何にする?」と”相談”しあってしてしまうのですが、それも禁止対象に。(笑)
「○○でやろう!」、「用意スタート」の潔さ。
相談しなくてもできる関係性もできてきています。
そして、前回より開始した、秋冬恒例の読書会。
今年は、キース・ジョンストンの Impro for Storytellers の6章を(英語で!)読んでいます。
今回は、ウィンピングとキャンセリング。
疑問文禁止ゲームは、ウィンピング(はっきりと決めないこと)とも関連していそう。
参加したメンバーで本に載っていた「スモールボイス」をじっくりやりました!
<稽古内容>
・体操
・雨のシーン(姉と帰省した妹、喧嘩しているカップル、母と5歳児)
・サウンドグッドトゥーミー
・疑問文禁止でシーン
(おまけ稽古)読書会2018(Impro for Storytellers 6章 ウィンピング、キャンセリング)