【くるる即興劇団】稽古(61)2018/06/05
今回の稽古では、久々に「2つの点」にチャレンジ。
実はこれ、次回公演のチラシに登場する劇団公式キャラクター「くるるちゃん」を生み出すための活動。
先に伝えると皆がんばってしまうので、つくり終えた後に、くるるちゃんコンペだったことを明かしました(笑)
中盤は、先月から取り組んでいる「次何しますか」。
1人が演出家(誰に話をふるか決める)役を担い、指された人が一文ずつ、皆で協力して1つの物語をつくっていきます。
皆に伝わりやすいように物語は「短く喋る」ということももちろんですが、
次誰にふるかを「決める」ということも、とても重要なトレーニングになっています。
「次何しますか」を通して、物語の構造や要素について復習。
今回は、プラットフォームをつくるための要素「登場人物」「関係」「目的」「場所」のほか、
物語中盤で起こす「ティルト」(変化)についても意識してみました。
後半は、以上をふまえてフリーシーン。
プラットフォームで、先述の4つの要素が入っているか、シーンをとめながら確認していきます。
そして、中盤の「ティルト」。
このシーン(上の写真)は、「クラス会」というお題で、小中学校の同級生5人が定年を迎え、久しぶりにレストランに集まる、という設定。
会話から、各々幸せな家庭生活を送っていることがわかります。
そこで、ティルト。5人のうちの1人が、「実は、旦那を亡くしたの」ときり出します。
この変化をより大きいものにするためには、前の4人の家庭エピソードをとてもハッピーにつくっておく必要があります。
いかに大きな変化を起こしていけるか、これはなかなか難しいです。引き続き練習!
〔撮影:江戸川カエル〕
<稽古内容>
・2つの点(「くるるちゃん」コンペ)
・次何しますか
・何してるの?
・フリーシーン(「変化」を意識して)(飛行機の中(アフリカ王子の花嫁探し)、クラス会、海でデートとサメに遭遇)