【くるる即興劇団】稽古(56)2018/03/05
本日は第6回公演前の最終稽古でした。
昨年4月から、ウォーミングアップの体操は、劇団員からアイデアを出してもらってやっています。
今日、ある劇団員から出てきた、椅子に座ったまま上半身をねじるストレッチ。
そこから生まれたシーンがこちら。
日常生活で、座ったまま上半身をねじって、後ろの人と会話をする場面がないか探してみます。
今回出てきたのは、
・バスの中での友達同士
・教室での先生と生徒
・映画館で後ろの人に注意する人
・台所で料理をする親と、リビングに座っている子ども
からだは、物語をつくるヒントをたくさん与えてくれます。
また、「間」(ま)についても考えました。
私たちは、舞台に立つと、
何かしゃべらなきゃ、とか、何か動かなきゃ、となってしまいがちなのですが、
特に、映画館など、一般に静かにしていなきゃいけない設定では、
間をとることによってお客さんが物語に惹きつけられます。
(例として出した、上野動物園のハシビロコウさんに感謝。(笑))
また、後半は、「舞台」と「客席」形式で。
来週の第6回公演に向けて、いつもとは違うほうを「舞台」として試してみました。
アクティングスペースも広いし、お客さんとの距離も近く、とても良い感じ。
投票の結果、今日試してみたスタイルで来週の公演もやることに。
今日の舞台でも、「小説家」(という名のディレクター)を置いて、フリーシーン。
今日はさらにディレクターらしく、お客さんとも関わりながら、シーンの設定を決めていきました。
そして、ディレクターにも色々なやり方があるのだと実感。
たとえば、自分も役として物語に入ってしまったり、役者に何をやりたいか聞いてみたり。
ディレクターのやりたいことと、役者のやりたいこと、
どこに接点をみつけていけばいいのか、探りながらシーンは続きます。
▼
いよいよ第6回公演も来週となりました!
新しい場所で新しい挑戦をする私たちをぜひ観に来てください!
<稽古内容>
・体操、発声(座ったまま振り返ってする会話)
・1文字→単語
・ディレクター付シーン(病院、お花見、くるる即興劇団版赤ずきんちゃん、オリンピック金メダル報告会)