【くるる即興劇団】稽古(52)2018/01/09:ロクディムさん
新春特別稽古その2。
日本を代表する即興パフォーマンス集団「ロクディム」の
渡猛さん、カタヨセヒロシさん、りょーちんさん、小田篤史さんにお越しいただきました。
くるる即興劇団のメンバーのほとんどは、
他の団体の即興演劇を観たことがありません。
そのため、「他の人たちがどんなふうにやっているのか観たい!」という声は、かなり前からありました。
そして、昨年9月、浅草東洋館でのロクディムさんのライブを有志で観劇。
ものすごい興奮のもと帰ってきたのですが、この興奮を来られなかったメンバーにも体感してほしいと思い、依頼させていただくことに。
前半はワークショップ。
ロクディムさんが即興芝居をするなかで大切にされていることを、
ゲームを通して学ばせていただきました。
ロクディムの皆さんもくるるメンバーと組んでくださり、
皆とても楽しそう。
そしていつもの1.5倍のエネルギー。(笑)
連想ゲーム、プレゼントゲーム、ワンワード。
くるる即興劇団の今年の課題は「遠慮を取り除く」。
シンプルなゲームのなかに、いまの私たちに必要なことが詰まっています。
ワタリさんが教えてくれた、
思いつかなかったら「真っ白!」
わからなくなったら「もう1回!」
「真っ白!」「もう1回!」と言える関係をつくることの大切さ。
これは「遠慮を取り除く」ともかなり関連しています。
後半はパフォーマンス。
メンバーのほとんどは、身体的な事情から遠出することが難しく、
わたしたちの「いつもの場所」に来てパフォーマンスを見せていただけたのは本当にうれしかったです。
お客さんからのアイデアのもらい方、舞台への立ち方、シーンのつくり方、シーン以外の時間の振る舞い方、メンバーとの関わり方、、
あらゆるところにマネしたいポイントが。
そして、くるるのメンバーも数名共演させていただくことができました!
一緒にやるときの「安心感」。
それは「相手に任せておけば(すべてやってもらえれば)大丈夫」、
ということではない、一緒につくる安心感。
また、「こういう風に相手の良さを引き出そうとしてるんだなー」ということも、
見ていて実感。
ライブ終了後には「アフタートーク」の時間もとってくださり、
いろんな質問をさせていただきました。
ふりかえりで、「良いシーンをつくるのではなく、良い”やりとり”をする」ということを大切にしているとりょーちんさんが教えてくれたことがとても印象に残っています。
良い”やりとり”ができる関係をこれからもつくっていきたいです。
我儘な依頼を快くお引き受けくださったワタリさん、ヒロシさん、りょーちんさん、おださん、
本当にありがとうございました!
〔photo by 江戸川カエル〕
★ワタリさんがこの日のことを「ワタリの雑談」に書いてくださりました!ありがとうございます!