【くるる即興劇団】稽古(46)2017/10/10
10月、11月のテーマは、「短いセリフを使う」。
最近の我々の課題は、舞台に立つと長く喋ってしまう、というところにありました。
しかし、喋れば喋るほど、
物語はどんどん複雑になっていったり、
相手のセリフを聞かずに自分のセリフを考えることに集中してしまったり、
声のエネルギーがどんどん下がってしまったり、、
など、色々なことが起こります。
この2ヶ月間をつかって、
いかに「シンプル」に物語を編んでいくことができるか、
ということに皆でチャレンジしていければと思っています。
ひさしぶり参加してくれたトベちゃん(左の男性)。
珍しい、「暴走族」のシーンで、積極的に効果音を生み出してくれました。
そして、暴走族リーダー。
人生でタバコを吸ったことない人がタバコを吸うポーズをするだけで
皆の関心を集めます。
こちらは、「不倫」のシーン。
男性役が得意なゆうちゃん。
はじめての、「ベッドシーン」にも挑戦。(笑)
こちらは、「酒場」のシーン。
「酒場」が「墓場」に聴こえておばけのポースをして皆の爆笑を誘ったあーや。
おもちゃんのバーのマスター役も、しっとりいくのかとおもいきや、
「はいいらっしゃい!」という江戸っ子的な感じで始まり、
かなりおもしろかったです。(笑)
キスシーンにも(再)挑戦。
次回公演で、いいタイミングがあれば、お見せできるといいなと思います。
そして、おまけ企画「秋の読書会」もスタート。
キース・ジョンストンの『インプロ』を読んだ昨年度。
今年度は、キースが良い演技の本と評したガルウェイの『インナーテニス』を読んでいきます。
『インナーテニス』は、何を隠そう、インプロの本でも演技の本でもなく、
「テニス」の本です。
では、なぜキースは、この本を良い演技の本と言ったのか。
そのあたりを皆で考えていければと思っています。
それにしても、本を持ったときの皆の表情は、大物俳優感が漂いますね。(笑)
〔photo by 江戸川カエル〕
<稽古内容>
・体操、発声(短く喋る練習)
・短いセリフでフリーシーン(ストーカー(バイト先にて)、酒場、暴走族、電車の中(新人銀行受付OLと先輩)、不倫(出張先の酒場での出会い)、恋人(喧嘩からキスで仲直り))
・秋の読書会『インナーテニス』序章、1章(有志参加)