カテゴリー別アーカイブ: くるる即興劇団・稽古場日記

◆ 「くるる即興劇団」とは…

2015年7月7日に結成された、日本初の高齢者インプロパフォーマンス集団。
パフォーマーの年齢は、65歳から90歳!!
千葉県柏市豊四季台団地をメインフィールドに活動中!

【くるる即興劇団】第5回公演の日程決定!

くるる即興劇団、

第5回公演の日程が決定しました!!

731日(月)10時30分開演 です!

会場はいつもと同様、柏地域医療連携センターにて。

朝早いですが我々はこの時間帯が一番元気です!!(笑)

 

チケット予約方法など、後ほどご案内します。

7月31日(月)午前中、

予定をあけておいていただけるととても嬉しいです。

〔背景フォト撮影:江戸川カエル〕

【くるる即興劇団】稽古(39)5/2

今回の稽古も、引き続き「フェイスマスク」に挑戦。

今日は、手本とする「顔」を自分たちでつくるところからはじめてみました。

グループで少しずつ線を足しながら、顔を完成させていきます。

(このときは、まさかここで書いた顔を実際に自分たちがやるはめになるとは皆気づいてません。笑)

そして、皆で書いた「顔」を、自分の顔でコピー。

その顔のまま、となりの人と会話してみます。

最後は、その顔をつかってシーン。

おなじみの、「子供の帰りを待つ家族」のシーンを、

いつもとは違った顔でやってみます。

顔を変えてみることによる、いろんな感情が生まれてきたり、いろんなキャラクターが生まれてきたりすることを、皆で目撃することができました。

 

4月から始めた、メンバーによる体操・発声ファシリテーションも

いい感じに進んでいます。

張り切って習ってきた体操をファシリテーションをするも、

がんばりすぎてつかれてしまったおもちゃんに皆爆笑。

次回公演は、7月31日(月)を予定しております。

ぜひ予定をあけておいてください!

 

<稽古内容>

・体操(メンバーによるファシリテーション)

・発声

・顔づくり(2つの点の手法で)

・顔のコピー、顔をコピーしたまま会話

・顔をコピーして「子供を待つ家族」のシーン

【くるる即興劇団】稽古(38)4/18

次回公演、7月31日(月)の「第5回公演」に向けて、

課題の出し合い。

①即興劇をやっていて 難しいこと

②即興劇をやっていて もっとできるようになりたいこと

を話し合うところからはじまりました。

そういえば、こういった全体的なふりかえりをやるのはひさしぶりでとても新鮮。

そして、このふりかえりをふまえて、選んだ活動は・・・

「フェイスマスク」。

今期のテーマが「身体」ということもあり、

「顔をつかう」ことについて深めていこうと思いました。

まずは、顔のウォーミングアップ。

仮面の先生・福田寛之さんとやった活動でもある、「変顔回し」。

「変顔」をするのは、はずかしいけれど、おもしろいです。

お客さん(見ている側)はとても正直で、

役者が「思いっきり」やると笑ってくれます。

そうしたことを体感していく場にもなりました。

そして、「変顔」に「声」をつけていきます。

頭で考えて出される声ではなくて、その「顔」をもつキャラクターの「声」をさがしていきます。

そして、その顔と声をつかって、シーン。

宝物を守り居眠りする王様に迫る部族たち。

居眠りしている人の反応をキャッチして、言葉ではない「声」で反応する。

部族同士、部族と王様の息が合うことが求められます。

フェイスマスクをじっくりやってみて、

難しいけれど探究する意味が多くあると感じました。

しばらく練習を続けていこうと思います。 

 

<稽古内容>

・体操・発声(メンバーによるファシリテーション)

・即興劇をやっていて難しいこと/もっとできるようになりたいことディスカッション

・変顔回し

・変顔回し+声

・エイリアングリーティング(王様に迫る部族、逃げるか・関わるか)

【くるる即興劇団】稽古(37)4/3

今年度のくるる即興劇団の稽古がはじまりました。

くるる即興劇団では、今年度、新たなことに取り組みます。

それは、劇団員によるファシリテーション(進行)とディレクション(演出)の実施です。

これまで稽古のファシリテーションや公演のディレクションは主に園部がつとめてきました。

今年度は、そうした役割を劇団員自身が担えるように、いろいろなしかけを考えていきます。

 

早速、今回の稽古よりファシリテーション体験を始めました!

最初は、皆のなじみのあるところから。

インプロではなく、いつも稽古でやっている体操や発声について、

皆がこれまで稽古でやったことや、あるいは他の活動の場でやったことを進行してみるスタイルでやってみました。

しばらくこうした形で少しずつファシリテーション、ディレクション体験を続けていきたいと思います。

また、次回公演に向けてのテーマを設けました。

今回のテーマは「身体」です。

ここ最近の稽古や公演内容は、どちらかというと「言葉」に寄っていました。

ここで改めてもう一度「身体」という視点から、インプロを深めていければと考えています。

 

稽古後半では、先日の公演時にお客さんに書いていただいた「場所」のアイデアカードを使って、

言葉を使わずにその場所がどこか、お客さんにわかるようにグループで演じてみる、という活動をおこないました。

こちらのテーマは「田んぼ」。

機械なしのとても伝統的なスタイル。(笑)

こちらのテーマは「国会」。

居眠りした議員役もいて、とてもおもしろかったです。

 

なお、次回、第5回公演は、7月31日(月)を予定しております。

また詳しいことが決まりましたらご案内します。

引き続きくるる即興劇団をよろしくお願いいたします。

 

<稽古内容>

・ファシリテーション体験(体操、発声)

・手を握る・開くリレー

・隣の人のポーズと声を真似するリレー

・ポーズが何にみえるかをシェア

・言葉なしで「場所」を表現

【くるる即興劇団】稽古(36.5)3/21システマ

第4回公演も無事終了し、4月より再び稽古再開となるまでのこの期間、

「スペシャル稽古」と題して、

東京学芸大学連合大学院博士課程の吉田梨乃さんをお招きし、

システマのワークショップをやっていただきました。

システマとはロシアの武術のこと。即興的で、インプロとも深いところで関連しているように思います。

 

最初のテーマは「リラックス」。

じっとしているリラックスだけではなく、「動的なリラックス」がある、ということはとても興味深く、そうした状態で舞台に立てるのがインプロでも理想だな~と思いながら聞かせていただきました。

そして、次は「パーソナルスペース」について。

いろんな距離の取り方があり、何が心地よいのかは人によっても異なるということを実感しました。

 

そして、今回もっともインパクトの大きかった、ナイフ(もちろん切れる本物ではありません)を使ったワーク。

4人のうち誰かがナイフを隠し持っていて、見ている側は誰が持っているのかを当てるというものです。

ナイフを持っているというだけで、身体には無意識的な反応がたくさん起こるんだな、ということがわかりました。

 

そして、相手の動きを感じるワーク。

実際に動かす場所を直接目で見て相手についていこうと自分のからだを動かすよりも、

相手の目を見ながらついていこうとしたほうが、スムーズに動くことができます。

「相手のことをよく見る」とはどういうことなのか、考えさせられる機会となりました。

 

第4回公演までの期間、どちらかというと「ことば」による物語づくりに重点をおいてきたような気がしています。

今回このタイミングで、あらためて「からだ」に着目したことは、また新たなスタートの1歩になりました。

教えてくださった吉田さん、ありがとうございました!

 

<ワークショップ内容>

・呼吸とリラックス

・パーソナルスペース(これ以上近づいてほしくないと思ったら手を挙げる)

・目を閉じて、相手の歩いてくる方向を指さす/襲おうとしてくる相手の歩いてくる方向を指さす

・誰がナイフ持ってるか当てる

・呼吸がもたらす力

・楽な立ち上がり方

・骨磨き

・相手の手のひらの動きについていく

【くるる即興劇団】3/6 第4回公演終了!

3月6日、くるる即興劇団 第4回公演、無事終了しました!

まだまだ寒さの続くなか、約40名のお客さんに来ていただきました。

こちらは公演前のウォーミングアップの様子。

 

今回の新たな試みとして、

・お客さんからアイデアをもらうこと

・インプロゲームだけでなくフリーシーンをやること

にチャレンジしました。

 

お客さんには、開演前に小さなカードをお渡しし、

そこにこの後の即興劇で見たい「場所」「関係」「職業」「セリフ」を書いていただき、

そのカードをくじ引きにして行っていきました。

 

 

フリーシーンでは、お客さんからいただいたアイデアをもとに、その場でゼロから物語をつくっていきます。

こちらは「お腹空いた」というセリフからうまれた物語。

父子家庭の娘にお父さんがかるめ焼きをつくってあげるシーン。

「かるめ焼き」というアイデアに、懐かしさを感じた劇団員、お客さんたちも多数。

 

 

こちらは「バカヤロー」というセリフから生まれた物語。

妻に「バカヤロー」と言いたくても言えない夫のお話。

妻役は、セリフの最後に必ず「グズ」「おっちょこちょい」をつけてください、と指示。

これはキース・ジョンストンの本にも出てくる「侮辱ゲーム」です。

普段は絶対侮辱言葉をつかないであろう妻役のOさんがためらわず「グズ」と言い始めたところが個人的にかなりおもしろかったです。

 

こちらは「武士と姫」のシーン。

役も事前に決めず、「最初に話したり動いたりし始めた人が自分の役を決められる」形式でスタート。

最近「大きい声」がテーマになっていたこともあり、最初に話しはじめたチキバンは「姫」を演じているつもりが、声が大きすぎて相手には「武士」だと思われてしまう、という勘違い。

こういう勘違い、とても好きです。

 

また、福田寛之さんにご協力いただき、今回も仮面をつかったシーンもつくりました。

追試中にカンニングしようとする中学生のシーン。

仮面をつけると、なぜか小さな動きにも意味があるように感じられてとてもおもしろかったです。

 

 

今回の公演、演出としての反省、色々あるのですが、

今回はどちらかというと言葉を多用するものが多かったので、次回以降は「身体」に再び焦点を当てること、

2人で演じるものが多かったので、人数のバリエーションを増やすこと、

出番がわずかだった人もいたので、次回以降公演時間を長くする(60分を、90分に変更予定)、

お客さんがアイデアを出していただきやすいように工夫すること、

などでしょうか。

 

次回公演は8月を予定しております。

さらにパワーアップしたパフォーマンスをお見せすべく、

4月からも稽古を続けていきます。

 

仮面シーンのディレクションをしてくれた福田寛之さん、撮影してくれた江戸川カエルさん、公演補助してくれた吉田梨乃さん、ありがとうございました!

〔photo by 江戸川カエル〕

 

<公演内容>

・大喜利(こんな旦那は嫌だ/こんなスーパーマーケットは二度と行きたくない)

・フリーシーン(「お腹空いた」、刑事と犯人、妻に「バカヤロー」と言えない夫、武士と姫、仮面(追試でカンニング、お見合い)、「結婚しよう」、「天(そら)に行きたい」(医者と患者))、「ありがとう」(嫁と姑))

【くるる即興劇団】稽古(36)2/20

すみません、稽古場日記の更新が遅れてしまいました。

 

第4回公演前最後の稽古では、

引き続き、フリーシーンに挑戦です。

「場所」「職業」「関係」「セリフ」を手がかりに、

即興でお芝居をつくっていきます。


出される「お題」もどんどんバリエーション豊かになってきました。

また、どうやって物語に「変化」を起こしていくか、ということもだんだん慣れてきました。

個人的には、皆が率先して「悪役」をやってくれるところがとてもおもしろくて好きです。

ついに明日は第4回公演

皆様のお越しをお待ちしております!!

 

<稽古内容>

・体操、発声

・拍手まわし

・フリーシーン

【くるる即興劇団】稽古(35)2/6

今回の稽古では、引き続きフリーシーンに挑戦。

前回の稽古では「場所」「職業」「関係」をキーワードに、ブレインストーミングをし、

出されたアイデアを使いながら、即興劇をつくっていきました。

今回はさらに発展させて、一言の「セリフ」から即興劇をつくる練習です。

セリフも、ドラマを生み出しそうなもの、変化を引き起こしそうなものを考えていきます。

皆で話しながらアイデアを出していくことはここ最近続けているのですが、

良いウオーミングアップにもなっているようです。

 

こちらは爆笑を誘ったスナックのシーン。

「スナックのママ」という今まであまり出されることのなかった魅力的な「職業」に挑戦です。

スナックの常連さんがママに飲み物を聞かれ、「サイダー」と答える。

お客さんには、お酒飲めないのにスナックに通ってくるってことはどんだけママのことが好きなんだ、と

2人の関係を想像させます。

実際、常連さんを演じたトシちゃんは、日常でもお酒1滴も飲めないそうです。

トシちゃんにとって当たり前だった「サイダー」というアイデアを、おもしろいことを言ってやろうという考えもなくポンと言うことで、会場はあたたかな笑いに包まれました。

こちらは、「バカヤロウ」というセリフから始めたシーン。

決まっているのはこのセリフだけで、自分のキャラクターや相手との関係、何に対して「バカヤロウ」と言っているのか、ということも全て劇の中で決めていきます。

結果、2人のお母さんたちが自分たちの子供の喧嘩で言い合いをしていたのですが、

子供たち自身は自分たちの喧嘩をかなり冷静に見ている、というおもしろい物語が生まれました。

「バカヤロウ」などという乱暴な言葉から始めてみるというのは、

前回の「敬語禁止」とも重なるところがあり、さらに1歩進めた気がしています。

 

第4回公演まであと1か月となりました。

引き続き、色んな関係性を舞台上で即興でお見せできるよう、

稽古を続けていきたいと思っております。

【くるる即興劇団】稽古(34)1/30

秋以降、インプロの創始者の1人であるキース・ジョンストンの著書『インプロ』(日本語版)を1章ずつ読み進めるという読書会を稽古終了後に劇団員の有志で行っています。

前回の読書会の中で出てきた課題、「敬語」問題。

舞台に上がって即興で何か喋るとなったとき、

多くの人が無意識のうちに「敬語」で会話してしまうのです。

それは「夫婦」や「友達」など、比較的関係の近い間柄の役であったとしてもそうなってしまいます。

 

もちろん、

「おかえりなさい、お父さん。今日は夕食にお鍋をつくりましたよ」

などと家族や親しい友人であっても丁寧な敬語をつかって日常を生きておられる方もたくさんいるのですが、

なぜか皆そのような感じの役になってしまいます。

劇団員同士の関係がそこまで濃くないと、

たとえ「お芝居上」であったとしても、相手に対して親しげな言葉やくだけた言葉、乱暴な言葉を出すことは難しくなります。

 

また、劇団員同士普段から仲が良くよく喋る間柄であったとしても、

舞台に立つとなぜか「敬語」で丁寧な言葉を使ってしまいます。

 

敬語というのはある意味で「安全」な言葉だからなのではと思います。

初対面の人やあまり親しくない人に「とりあえず敬語」で喋るように、

日常生活では、安全・安定的な関係を維持するために敬語は使われます。

 

舞台では、もちろんそれで成立する面もありますが、

関係が深まったり変化していかない、という面もあります。

また演じている役者同士の関係が少しよそよそしく見えてしまったりもします。

 

今回は、「敬語禁止!」に挑戦しました。

まずは皆がよく知っている「さしすせそ禁止ゲーム」(セリフの中に「さ」「し」「す」「せ」「そ」が入ったらアウト)というゲームからはじめ、

どんどん禁止事項を増やしていきます。

(敬語には「さしすせそ」が含まれることが多いので、敬語は自然に減っていきます)

 

禁止事項が増えてくると、皆「抜け道」を探し始めます。

「敬語禁止」になると増えたのが、

「こんにちは」や「今日はいいお天気ね」。

これも「差し障りのない会話」「相手との関係を深めすぎない会話」のときによく見られる言葉です。

こうしたものを禁止していくと、

「お元気?」「コーヒー飲む?」が増えていきました。

 

これはとてもおもしろい現象です。

たとえば、夫婦や友達同士が突然「離婚」の話や「お金の貸し借り」の話をしはじめるのは舞台上では意識しないとなかなか難しいものです。

上は「海岸」のシーンで、お客さんの願いを汲み取り「恋人同士」を演じたお2人。とても勇気のある選択。

 

「敬語を使わない/使えない」ことでできるようになる新たな関係(配役)や話題があります。

「禁止」することは範囲が狭くなることではなく、範囲を広げ何か新たなものを生み出すということを実感した稽古でした。

今回のベストショットその①。撮影してくれた江戸川カエルさん、ありがとうございました!

 

<稽古内容>

・体操・発声

・ストン

・アイデア出し(場所、職業、関係)

・さしすせそ禁止ゲーム

・敬語禁止でシーン

 

*次回、第4回公演のお知らせはこちら*

[photo by 江戸川カエル]

【くるる即興劇団】第4回公演のお知らせ

くるる即興劇団は、3月6日(月)

第4回公演を開催することとなりました。

今回のテーマは、

「そのままの状態で舞台に立つ」。

 

これまでの公演では、インプロのゲームに色々挑戦してきました。

今回は、シンプルに、

「なにもないところから小さな演劇をつくる」

ことに挑戦できればと考えております。

 

平日の午前中という時間帯ではございますが、

多くの皆様にお越しいただけますことを楽しみにしております。

 

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「くるる即興劇団 第4回公演」

日時

2017年3月6日(月)10:30開演

(※開場は10:10。上演時間は1時間を予定しております。)

会場

柏地域医療連携センター1階 研修室

(千葉県柏市豊四季台1-1-118)

*柏駅から会場までの行き方

※「柏地域医療連携センター」宛のお問い合わせはご遠慮ください。

※公演当日は、公共交通機関をご利用ください。

料金

無料

お席のご予約・お問い合わせ

ご予約は、「お名前」と「人数」をご記入の上

くるる即興劇団事務局「kururu.senior.impro@gmail.com」 宛にメールをお送りください。

主催

東京大学高齢社会総合研究機構

共催

柏市、柏市社会福祉協議会

[Designed by 江戸川カエル]