カテゴリー別アーカイブ: くるる即興劇団・稽古場日記

◆ 「くるる即興劇団」とは…

2015年7月7日に結成された、日本初の高齢者インプロパフォーマンス集団。
パフォーマーの年齢は、65歳から90歳!!
千葉県柏市豊四季台団地をメインフィールドに活動中!

【くるる即興劇団】稽古(47)2017/11/7

 

10月の2回目の稽古が台風で中止になってしまい、

久々の稽古、といった感じになりました。

 

 

引き続き今回も、「短いセリフを使う」がテーマ。

 

まずはウォーミングアップとして、日常の会話を短くしてみたり、

設定の中の役になって短く会話してみたり。

 

 

そして、お客さんからアイデアをもらう質問づくり。

 

質問に答えることよりも、質問をつくることのほうが、むずかしかったりします。

どんな質問だったら、お客さんは答えやすいか、今までに出なかったような新しいアイデアが出てくるか、

小グループでたくさん出し合いました。

 

 

そして、実際に司会者としてその質問をお客さんに投げかけてみます。

やってみるといろんなことがわかってきます。

 

 

さらに、実際に質問してお客さんにもらったアイデアをつかって、シーン。

 

 

司会者からの質問は、「昨日見た夢は何ですか?」。

ヨーちゃんは、家で寝ていたら窓からお相撲さんが入ってきてお金を盗まれた夢、を見たそうです。(笑)

その夢を実際に即興でやってみました。奇想天外。(笑)

 

 

こちらは、「何で死にましたか?」という質問から生まれたシーン。

5歳のときに交通事故で亡くなってしまい天国で暮らす女の子が、最近天国にやってきた人たちと井戸端会議をするシーン。

「死」というある意味重いテーマなのですが、ものすごく笑いにつつまれ印象的でした。

 

 

くるる即興劇団の今年12月は大忙しで、いくつかの外部イベントに出演します。

その練習でもある、今回の「質問づくり」。

引き続き練習していきたいと思っています。

 

 

終了後、『インナーテニス』の読書会も開催。

即興劇は、絵を描くことに似ているか、スポーツに似ているか、という議論がとても印象的でした。

再来週もたのしみです。

 

 

<稽古内容>

・体操

・発声(短く会話。きれいだった場所・汚かった場所、買ってよかったもの・よくなかったもの、本屋で辞書を買うシーン、ぶら下がり健康器を売るシーン)

・アイデア出し(お客さんにアイデアをもらうための質問づくり)

・フリーシーン(お客さんにアイデアをもらう練習も)

・秋の読書会『インナーテニス』2章(有志参加)

 

 

↓ おまけ写真。 ふりかえり中に撮影のカエルちゃんにちょっかいを出すおもちゃん。(笑)

【photo by 江戸川カエル】

【くるる即興劇団】『社会教育・生涯学習ハンドブック(第9版)』に掲載していただきました

 

先日、刊行された 社会教育推進全国協議会編『社会教育・生涯学習ハンドブック(第9版)』エイデル研究所、2017 に、くるる即興劇団の取り組みを掲載いただきました。

取り上げていただきました大阪教育大学の堀薫夫先生に感謝申し上げます。

くるる即興劇団は、p.638、p.641に登場しています!

【くるる即興劇団】稽古(46)2017/10/10

 

10月、11月のテーマは、「短いセリフを使う」。

最近の我々の課題は、舞台に立つと長く喋ってしまう、というところにありました。

 

 

しかし、喋れば喋るほど、

物語はどんどん複雑になっていったり、

相手のセリフを聞かずに自分のセリフを考えることに集中してしまったり、

声のエネルギーがどんどん下がってしまったり、、

など、色々なことが起こります。

 

 

この2ヶ月間をつかって、

いかに「シンプル」に物語を編んでいくことができるか、

ということに皆でチャレンジしていければと思っています。

 

ひさしぶり参加してくれたトベちゃん(左の男性)。

珍しい、「暴走族」のシーンで、積極的に効果音を生み出してくれました。

そして、暴走族リーダー。

人生でタバコを吸ったことない人がタバコを吸うポーズをするだけで

皆の関心を集めます。

 

 

こちらは、「不倫」のシーン。

男性役が得意なゆうちゃん。

はじめての、「ベッドシーン」にも挑戦。(笑)

 

こちらは、「酒場」のシーン。

「酒場」が「墓場」に聴こえておばけのポースをして皆の爆笑を誘ったあーや。

おもちゃんのバーのマスター役も、しっとりいくのかとおもいきや、

「はいいらっしゃい!」という江戸っ子的な感じで始まり、

かなりおもしろかったです。(笑)

 

キスシーンにも(再)挑戦。

次回公演で、いいタイミングがあれば、お見せできるといいなと思います。

 

 

そして、おまけ企画「秋の読書会」もスタート。

キース・ジョンストンの『インプロ』を読んだ昨年度。

今年度は、キースが良い演技の本と評したガルウェイの『インナーテニス』を読んでいきます。

 

 

『インナーテニス』は、何を隠そう、インプロの本でも演技の本でもなく、

「テニス」の本です。

では、なぜキースは、この本を良い演技の本と言ったのか。

そのあたりを皆で考えていければと思っています。

それにしても、本を持ったときの皆の表情は、大物俳優感が漂いますね。(笑)

 

〔photo by 江戸川カエル〕

 

<稽古内容>

・体操、発声(短く喋る練習)

・短いセリフでフリーシーン(ストーカー(バイト先にて)、酒場、暴走族、電車の中(新人銀行受付OLと先輩)、不倫(出張先の酒場での出会い)、恋人(喧嘩からキスで仲直り))

・秋の読書会『インナーテニス』序章、1章(有志参加)

【くるる即興劇団】稽古(45)2017/9/26 今夜はカエらないくるるスペシャル

本日の稽古のゲストは、江戸川カエルさん。

結成当初から、劇団の写真を撮り続けてくださっています。

 

今回は、カエルさんを「講師兼パフォーマー」としてお呼びし、

かなり実践的な内容を教えていただきました。

 

ウォーミングアップも、歩き回って。

仲間と話すと声が自然に出てきます。

 

指人形のアクションシーンのやり方も教えていただきました!

 

 

そして、後半は。

カエルちゃんが行っているショー「今夜はカエらない~くるるスペシャル~」がスタート。

(初・午前中公演?)

カエルちゃんの1人インプロ公演に、くるるメンバーがゲスト出演体験!

 

そして、重要な役割。

「照明」です。

 

ベルがなったら、シーン終了。

ベルを鳴らすタイミングを主に決めるのは、照明係。

インプロの照明は、演出と似ていて、

シーンやショー全体の質をコントロールする重要な役割を有しています。

カエルちゃんに教えてもらった照明、交代で体験することができました。

 

こちらは喝采を浴びた、「閻魔様」のシーン。

ゆうちゃんは、ウォーミングアップで教えてもらった「怪物への変身の仕方」を忠実にやってくれました。

 

はじめて「1人2役」に挑戦したまちこちゃん。

1人インプロの舞台では、1人で何役もこなす必要があります。

高い声と低い声、必死で2席を行きかって夫と妻を演じるまちこちゃん、とても良かったです。

 

こちらも、「女子高生」役に初挑戦したふじおさん。

カエルちゃんにいい影響を受けながら女子高生を演じます。(笑)

 

 

今回の稽古では、たくさんの「初挑戦」がありました。

次回の稽古に早速取り入れていきたいと思います。

 

ワークショップのファシリテーションをしながら自らもパフォーマーとして演じるのは

ほんとうにたいへんですごいことだと思います。

教えてくれたカエルちゃんに感謝です!

 

<稽古内容>

・発声(高い声・低い声、歩きまわって)

・指人形でアクションシーン(敵を倒す、空を飛ぶ)

・怪物への変身の仕方

・手首と足首の体操

・ドアノブをあける(今の家、子どもの頃の家)

・シーンの終わらせ方

・今夜はカエらない~くるるスペシャル~(母と娘、友達(ハットゲーム)、嫁に行く娘と父、閻魔様、絶世の美女、母と娘、占い師、結婚相手を紹介(1人2役)、刑務所、シャンソン歌手にインタビュー、夫婦喧嘩、女子高生)

【くるる即興劇団】稽古(44)2017/9/11

 

くるる即興劇団、この9月から拠点を「豊四季台近隣センター」に変えて

活動をスタートさせました!

バス停「向原住宅」からすぐの、とても便利なところにあります。

柏駅西口から、まっすぐ歩いて15分ほど。

 

稽古場が変わると、雰囲気も変わるかな、と思いきや、

硬くもならず和気あいあいと稽古が進んでいきました。

 

次回公演までのテーマは、「ストーリー」。

即興で物語を紡ぐ方法を、ふたたび0から考えていきます。

 

最初は、自己紹介。そして、「架空の人物」で自己紹介。

少しずつ、演劇の世界へ。

 

 

そして舞台をつかって、「椅子から立たせるゲーム」。

座っている人に声をかけ、椅子から立たせて上手(かみて)に一緒にいければ成功。

「アクセプト」(受け入れる)と「ブロック」(否定する)のシンプルなトレーニングです。

 

そして、重要なのは、相手を見ること。

事前に客席で考えてきたアイデアだけでなく、

袖に立って、共演者を見たときにひらめいたアイデアをつかまえる。

相手を見ていないと、アイデアは逃げていってしまいます。

 

 

そしておまけで、舞台上での「相手を引っ張る」シーンの練習。

本当に「引っ張って」しまうと、怪我のもとになってしまうので、

引っ張られる側が「引っ張られる演技」をすることが重要。

安全に「見せる」技術も、これからも習得していきたいです。

 

新しい拠点で、また気持ちも新たに、引き続きたのしんでいきます!

【photo by 江戸川カエル】

 

<稽古内容>

・会場の中を観察

・体操

・発声(自己紹介、架空の人物で自己紹介)

・椅子から立たせるゲーム

・ステージコンバット(相手を引っ張る)

【くるる即興劇団】第5回公演終了!

7月31日、くるる即興劇団の第5回公演が開催されました。

平日の午前中にもかかわらず約40名のお客さんにお越しいただきました。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

 

今回は、メンバーが前説と司会にチャレンジ。

前説、お客さんからの拍手のもらい方も工夫していました。

 

(はじめてなのに)安定の、やっちゃんの司会。

司会は、普段舞台に立つより緊張する役割のようでした。(笑)

 

くじ引きに当たってしまったメンバーのみなさん、おつかれさまでした!

 

また、今回は、前半組、後半組に分かれて、

お客さんからアイデアをもらい、場面設定もメンバーにて行う方式に。

満員電車のシーンから、

 

代議士の不倫報道のシーンから、

 

還付金詐欺のシーンまで、

お客さんからたくさんのアイデアをいただくことができました。

 

こちらは、多くの笑いを誘った、「手賀沼でデート」のシーン。

手賀沼にデートに来た恋人と、白鳥。

 

そして物語は過去へ。

手賀沼にデートに来た恋人と、カッパ。

(本人はゴリラを演じたようですが、共演者にはカッパに見えたようです。(笑))

 

 

そして、仮面にも挑戦。

 

第2部の仮面では、福田寛之さんにディレクションしていただきました。

 

こうして写真でふりかえってみると、

過去の公演に比べて皆色んな表情してるなと思いました。

 

また、2016年4月に入ったメンバーも1年ほどインプロを続け、

チーム感も出てきました。

 

次回公演は来年の3月頃を予定しております。

引き続きくるる即興劇団をどうぞよろしくおねがいいたします。

[photo by 江戸川カエル]

【くるる即興劇団】稽古(43)7/18

くるる即興劇団の第5回目の公演も、ついに来週となりました。

 

今回の公演より、司会はメンバーが担当することになりました。

(誰がやるかも当日くじ引きで決まります!)

 

稽古では、まずは前説に挑戦。

お客さんのウォーミングアップとして「拍手」の練習。

 

メンバーからは色々な拍手のもらい方の案が出てとてもおもしろかったです。

 

そして次に、お客さんからアイデアをもらう練習。

どのような質問をしたら、いいアイデアを出してもらえるのか、

やりながら考えていきました。

 

また、たくさん出してもらったアイデアから何をチョイスするか、という練習も。

「これ!」と決めるのはなかなか勇気がいります。

 

さらに、少しだけディレクティングにも挑戦。

お客さんからもらったアイデアをふくらませて、

メンバーに配役や場面設定の指示を出します。

 

指示出しすぎても難しいし、出さなさすぎても難しい。

 

 

来週の公演では、新たな挑戦として、

メンバーによる司会とディレクションをお見せできればと思います。

 

ぜひお越しください!

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「くるる即興劇団 第5回公演」

日時:2017年7月31日(月)10:30開演
(※開場は10:10。上演時間は80分を予定しております。)

会場:柏地域医療連携センター1階 研修室
(千葉県柏市豊四季台1-1-118)

料金:無料

お席のご予約:「お名前」と「人数」をご記入の上、くるる即興劇団事務局「kururu.senior.impro@gmail.com」 宛にメールをお送りください。

 

<稽古内容>

・「公演の前にやっておいたほうが良いこと」ディスカッション

・ウォーミングアップ(体操、発声)

・司会の練習(お客さんから拍手をもらう、お客さんからアイデアをもらう、お客さんのアイデアを選択する)

・ディレクティング(お客さんのアイデアを膨らませてメンバーに指示)

【くるる即興劇団】稽古(42)6/30

本日の稽古は、福田寛之さんにお越しいただき、仮面をつかって。

仮面の稽古も今回で4回目となりました。

 

まずは、ウォーミングアップ。

目の前の人の動きをこっそりマネする。

小さな動きにも目を配ります。

 

そして、架空のボールまわし。

これも相手を見ないとできないゲーム。

 

そして、仮面。

こちらは雨乞いする祈祷師と、農民たちのシーン。

前回までの稽古でやった「動物」の動きも活用。

仮面をかぶって「ゾウ」の動きをすると、祈祷師に見えたところから。(笑)

 

こちらは悪い男を取り合う女たち。

シンプルな設定がとても映える、フルマスクのシーンです。

 

皆、仮面をつけることにも慣れてきて、色々なことができるようになりました。

今回新たなチャレンジだったのは、

仮面をつけていない人が、仮面をつけた役者を袖で見て、

そこにストーリーをつけたり、

自らもそこに入って演じることができたこと。

ストーリーテリングや、ディレクティングも、少しずつできるようになってきました。

 

7月31日の第5回公演でも、仮面をつかった即興劇をお見せできればと考えております。

 

教えてくださった福田さんありがとうございました!

 

<稽古内容>

・目の前の人の動きをこっそりマネする

・見えないボールまわし

・フルマスクのシーン(デパートの待合室で同級生との再会、祈祷師と農民、喫茶店で何度もコーヒーをこぼす客、悪い男を取り合う女たち、妊娠の疑いのある18歳女子高生3人、駅のホームで途方に暮れる旅人と地元の人、離婚裁判)

7/3「くるる即興劇団」パフォーマンスエスノグラフィー上演のお知らせ@東京学芸大

7月3日、

担当させていただいております東京学芸大学の授業「演劇教育実践演習B」の成果報告会として、
高齢者インプロ劇団「くるる即興劇団」のパフォーマンスエスノグラフィーを上演することとなりました。

本授業では半期をかけて質的研究について学び、
実際に高齢者インプロ劇団「くるる即興劇団」をフィールドに様々な調査をおこなってきました。
そしてその成果を「パフォーマンス」というかたちで公表いたします。

現在授業内で創作をすすめているのですが、
かなりおもしろく仕上がっていると思います。

平日の午前中という時間帯ではございますがぜひお越しください。

 

演劇教育実践演習B 成果報告会
パフォーマンスエスノグラフィー「くるるくるくる探訪記」

日時:2017年7月3日(月) 11:00~12:00
(5分前開場、上演は20分程度、その後全体ふりかえり会がございます)

会場:東京学芸大学 芸術館2階 展示室2

出演:「演劇教育実践演習B」受講生一同

【くるる即興劇団】稽古(41)6/6

 

本日の稽古にも、東京学芸大学から4名の学生さんが参加してくれました。

 

本日のテーマは、「ファストフード・スタニスラフスキー」。

これは1年ほど前からずっとやりたかったのですが、

どうやってやろうかなと悩み続けた結果、今、というタイミングに。

 

ちょうど次回公演のテーマが「身体」「表情」「感情」ということもあり、

学生さんの力も借りながら、おもいきってやってみることにしました。

 

まずはウォーミングアップ。

4月から、劇団員がウォーミングアップの「体操」や「発声」をファシリテーションする、

という試みを続けています。

 

今回劇団員から出てきたのは、「パタカラ」という発音法。

「パパパパパ・・・・」「タタタタタ・・・」・・・と超高速でこの4文字を発音していくとのことです。

この方法を演劇的に発展させた様子がこちら。

「パ族」(左の集団)が「タ族」(右の集団)と出会うシーン。

みんなで「パパパパパパ・・・!!!」、「タタタタタタ・・・!!!」と、

1文字しか喋れない状態で演じます。

カオス。(笑)

 

そして、本題の「ファストフード・スタニスラフスキー」。

キース・ジョンストンの著作に収録されているカードを直接使うのではなく、

少し「くるる」流に皆でアレンジ。

 

そのキャラクターの「目標」にあいそうな具体的な行動を、皆で考えていきます。

 

そして、上演。

こちらは「合コン」のシーン。

 

こちらは「生みの親と育ての親」のシーン。

 

いつもと少し違った「キャラクター」を体験できた稽古でした。

 

 

<稽古内容>

・体操、発声(パ・タ・カ・ラ族の出会い)

・ファストフード・スタニスラフスキー(アイデア出し→上演)