リーディング上演:『わたしの大槌物語』

約2年前に執筆した『わたしの大槌物語』のリーディング上演を三重大学のとある先生のとある授業内で行いました。
この授業は、東日本大震災をテーマとして扱っているもので

これまで岩手県の先生方がとりくむ震災復興教育実践について深めてきていました。
私は「「被災者」ではないひとが、「被災地」にふれるということ」というタイトルで、ゲストスピーカーをつとめさせていただきました。
テーマは「距離」。

渡されたスクリプトと自分自身の「距離」を

自分自身や他の受講者の声を手がかりに探っていきます。


与えられた脚本をまず読んでみる、という作業は俳優が行うしごとですが、

実は教師にとってもそういうことはとても大切なのではと思います。

教えるべき教材や内容が今の自分にとってどのくらいの「距離」にあるのか。

その「距離」で教えることも変わってきます。

近いから良い、遠いから悪い、とかではなくて、その「距離」感だからこそ教えられることがあるのではと思います。

先入観を捨てて、その教材と向き合って声(音)にだしてみたとき、今の自分にとってそれはどのくらいのリアリティがあるのか。

私自身もそういったことに繊細になっていきたいです。


本日のリーディング上演、

大槌物語が、また違ったかたちで立ち現れてきて、とてもおもしろかったです。

付き合ってくれた三重大の学生さんと貴重な機会をくださったS先生に感謝申し上げます。