【くるる即興劇団】稽古(32)12/20

 

時が経つのははやいもので、これで2016年の稽古も最後になりました。

今回は年末ということもあり、

「紅白即興劇合戦」を実施。

紅組と白組にわかれて、即興劇を上演し、点数を競います。

たいせつなことは、

「本当に戦わない(勝とうとしない)」こと。

 

対戦形式は、お客さんにとってもとても「見やすい」ショーの形式の1つです。

しかし、出ている役者たちの仲が悪かったり、相手の「失敗」を望んでいたり、相手を蹴落としてやろうなどと思ってたりすると、

お客さんは見ていてつらくなります。

 

また、「勝とうとしないでおこう」とあたまではわかっていても、

実際に舞台に立ってみると、

「良い点とらなきゃ」とか「グループのあしをひっぱらないようにがんばらなきゃ」

という思いが知らず知らずのうちに芽生えてきたりもします。

 

今回のテーマは、そうした思いと向き合うこと。

舞台上で「良いところをみせよう」とすると、目の前の共演者がやっていることがみえなくなってしまいます。

たとえ点数をつけられたとしても、舞台上でいかに自然体でいられるか。

そんなことを感じながら進めていきました。

 

また、即興劇の中身も新たなことに挑戦。

禁断の(?)「Kiss & Violence」、

「キスと暴力」です。

 

4~5人のグループになって、

・1~2分の即興劇をつくること

・全員かならず出演すること(セリフの有無は問わない)

・「キス」シーンと「暴力」シーン、1回ずつ入れること

を課題として、作戦会議。

「暴力」は、前回の「悪役」とも関係するところ。

そして、ゼロから皆で設定を話し合ってもらう機会は実ははじめてだったりします。

 

結果、かなり多様な物語が生まれました!

 

 

こちらは、骨折して入院している友人をお見舞いに行くシーン。

実際に骨折している劇団員の方を「うまく活かしながら」生まれたシーンで、

私自身とても印象にのこっています。

骨折しているから出演できない、のではなく、

骨折しているからこそできるシーンがある。

 

それは「骨折」にかぎらず何でもそうだと思います。

来年も、また皆でいろんなことに挑戦していきたいです。

 

<稽古内容>

・体操、発声

・ストン

・カウントアップ

・ミラー

・「暴力」シーンのやり方

・「キス」シーンのやり方

・「紅白即興劇合戦」(犬を溺愛する娘と喧嘩する夫婦、公園でいちゃつくカップルと注意する人、同窓会での過去のモテ男との三角関係、骨折で入院した友人のお見舞い)